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延命院(えんめいいん)は、栃木県宇都宮市泉町4にある真言宗智山派の寺院である。山号は摩尼山。本尊は地蔵菩薩。開基(創立者)は藤原宗円。 == 歴史 == * 1063年(康平6年)- 藤原宗円が大仏師定朝作の延命地蔵菩薩立像(源義家の持仏)を比叡山から奉拝して本尊とする天台宗宝錫寺を宇都宮城内に建立。 * 1504年(永正元年)- 山城国醍醐寺の僧である良範が歴遊し、寺と地蔵堂を建て、宝珠寺延命院とし真言宗に改宗。 * 1582年(天正9年)- 延命院のトチノキが宇都宮城から移植されたと言われる。 * 1620年(元和6年)- 本多正純が宇都宮城改修のため本寺を現在地(当時は西原郷)に移築。 * 1734年(享保19年)- 現在の地蔵堂を建立。客殿、庫裏、地蔵堂、鐘楼、二十三夜堂などの建造物を有する伽藍となる。 * 1773年(安永2年) - 宇都宮大火により一部建造物が焼失。 * 1774年(安永3年)- 幼少期の蒲生君平が当寺において修学。 * 1868年(慶応4年) - 戊辰戦争宇都宮城の戦いにより、多くの建造物を焼失。 * 1927年(昭和2年) - 本堂と庫裏を再建。 * 1972年(昭和47年)9月1日 - 当寺に所縁のあった版画家の川上澄生が他界、以後、澄生の命日である9月1日には当寺で「洋燈忌」が行われるようになった。 * 1982年(昭和57年)- 地蔵菩薩立像に修繕が施される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「延命院 (宇都宮市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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